鳥取県境港市といえば「カニ」ですね。
境港は「ベニズワイガニ」の水揚げ日本一です。
ズワイガニ(松葉ガニ)よりお手頃価格で食べられ、鮮度落ちが早いので、生で食べられるのは贅沢。


「ベニズワイガニ」と「ズワイガニ」の違い
項目 紅(ベニ)ズワイガニ ズワイガニ(松葉ガニ) 外観 呼名 紅ガニ
紅ズワイ松葉ガニ(山陰)
越前ガニ(北陸)特徴 身は甘みがあり、水分の多いカニです。保存中に水分が抜けて身が少なくなることを避けるため、甲羅を下にして保存します。 身がぎっしり詰まっているのがズワイガニの魅力です。ズワイガニのメスで卵を抱えたものを親がに、脱皮直後のものを若松葉などと呼んでいます。 棲家 日本海の深海
水深約500m~2500m日本海の大陸棚
水深約200m~400m産卵 産卵数3.7万~4.3万粒
産卵周期2年に1回産卵数7万~10万粒
産卵周期1年に1回漁期 秋から春
9月1日~6月30日冬
11月6日~3月20日(雄・松葉ガニ)
11月6日~12月31日(雌・親ガニ)
1月20日~2月28日(若松葉)獲り方 カニかご漁
ロープに50m間隔で、150個のカニかごがついた漁具を使います。これを海底に約2昼夜沈めてカニが入るのを待ちます。底引き網
山陰(日本海)では、小型機船での底引き網で獲ります。
味処 美佐
画像出典:味処 美佐 公式ホームページ
出川哲朗さんと小島よしおさんが訪れましたよ。
数々のテレビ番組でも紹介される有名な『味処美佐』。
ぜひ一度は境港のカニを堪能していただきたいです。

ベニズワイガニ1枚コース

画像出典:ぐるなび 味処 美佐 ベニズワイガニ1枚コース
ベニズワイガニコース:11月頃〜6月まで
4,950円(税込)
※仕入状況により価格が500円範囲で変動あり

一昨年は価格変動はありませんでしたが、昨年は不漁の影響で+500円でした。
ベニズワイガニ1枚コースを食べた感想

前菜とゆでベニズワイガニ

前菜アップ
まずは前菜。
季節の野菜や魚介類をちょっとずつ
見た目もきれいです。
ゆでベニズワイガニはおこのみでお酢の効いたたれで食べます。

箸袋

ベニズワイガニ(一人一枚)
まずはどどーんと「ベニズワイガニ」のお披露目です。
この時点でベニさんは動いています!生きている!新鮮!
お皿もカニ柄でかわいいですね。
そして捌かれるため、ベニさんは調理場に下げられます。

刺身
ベニズワイガニの調理待ちの間にお刺身を食べます。
境港のお魚はおいしいです。

茶碗蒸し
茶碗蒸しはカニ出汁のやさしい味。かにみそもいい。
そして捌かれたベニズワイガニをいただきます。
つやつやみずみずしい!
甲羅は焼き用です。
鍋、焼き器も用意されているので、
刺身でも、鍋でも、焼きでも好きなように食べられます。


鍋
鍋に入れたカニを撮り忘れてしまいました。
野菜や豆腐が入った鍋にカニも入れて食べました。
お出汁がおいしい。
家ではなかなかできない味です。

焼きガニ焼いているところ
焼き器には炭が入っています。お店の方がかにみそを混ぜてくれました。

焼きガニ
焼きの香ばしいにおいが食欲をそそります。
かにみその濃厚な香りが鼻にぬけます。

焼きガニあし
あしも焼くと香ばしさが際立って、味も濃く感じられます。


鍋の後のぞうすい
鍋を食べて、捌いたベニが残っていたら、

とお店の方に言います。
すると、カニの身を調理場に下げられ、
鍋に入れて、ぞうすいをつくってくれます。
カニの出汁のしみたぞうすいは、もちろんおいしいです。

お茶と漬物

デザート さつまいものプリン
満腹、満足です。
年に一度は食べたいカニ料理。

味処 美佐 店舗情報
水木しげるロードからも歩いて行ける。
境港に来られる際はぜひ!
人気店なので早めの予約がおすすめです。