
画像出典:晴れもようwith-webカタログ
サンルームを取り付けて1年半。
サンルームの価格、メリット、デメリットをお伝えします。


サンルーム取り付け前は、洗濯物は玄関を出て、外のストックヤードに干していました。
ストックヤードの両サイドはオープンなので雨が降ると吹き込んでいました。風が強いと洗濯物をなるべく内側に寄せても風や雨が吹き込み、洗濯物が寄ったりぬれたりと不便でした。

ストックヤード
サンルームをつけたいなあと思っているとき、三協アルミのHPに洗濯家中村祐一氏の『晴れもようwith』紹介で動画を見て、

三協アルミのテラス囲い『晴れもようwith』のwebカタログはこちら
↓三協アルミ公式チャンネル 晴れもようwith暮らしを変える編ー洗濯物を干す環境ー
サンルームの価格 ー三協アルミ『晴れもようwith』ー
ハウスメーカーさんに相談し、地元の住宅設備販売会社さんを紹介してもらいました。
寸法は各家庭で変わってきます。
うちの場合は幅2727mm、奥行き1240mm、高さ2284mm(家の床面から)。
コンパクトなサンルームです。
採寸、オプション選びなどで、1時間程度の打ち合わせを2回し、見積もりを出してもらいました。
※サンルームは設置面積や素材によって価格は変動します
三協アルミ『晴れもようwith』設置工事込
594,000円(税込、オプション料金込、割引含む)
オプション
換気扇 竿掛け吊下げ型 カーテンレール ドアクローザ ステップ(外に出る階段)換気枠
コンセント取付工事
サンルームにコンセントが必要だったので電気工事もしてもらいました。
16,200円(税込)
合計 610,200円(2019.7時点、我が家の場合)
※その他、レースカーテン、ブラインド、クッションフロアは別料金、後で取付ました。
取付工事は職人さん1人で3日程度でした。外からの取り付けになるので家は鍵をかけていても大丈夫でした。

後日の電気工事は電気配線のこともあり、こちらは立ち会いが必要でした。1時間半〜2時間くらいでコンセント取付工事は完了。
サンルームの特徴
夏暑く、冬寒い
太陽の光が全面から入るので、夏は暑いです。真夏は50℃近くまで上がります。
反対に、冬は寒く洗濯物は乾きにくいです。
床材について
サンルームの床材は塩ビデッキと人口木床板から選べました。
塩ビデッキの方がかなり安かったのですが、サンプルを実際に手に取ってみたところ、塩ビデッキは薄く、質感も安っぽかったので人口木床板にしました。
塩ビは何年か経つとひびが入ったり割れてしまったりすることがあるようです。
長い目でみても人口木床板の方がよいと思いました。
サンルームのメリット
部屋の面積が増え、有効活用できる
家の外と中の間に一つ部屋が増えるので、様々な用途に使えます。うちは洗濯ルームとして活用しました。
日差しがよく入る
晴れた日は天井、前面、サイドからもよく光が入り、明るいです。サンルームに接する部屋が暗くなることはありません。
しかも、屋根(天井)はポリカーボネート板で対衝撃性に優れ、紫外線もほぼ100%カットで洗濯物の傷みを防ぎます。

サンルーム天井
雨を気にしなくてよい
洗濯で雨を心配しなくてよくなり、ストレス軽減!
換気が十分できる
前面の窓も網戸にすることができ、サイドはルーバー窓と採風ドア、換気枠で風通しがしっかりできる。

ルーバー窓

採風ドア
- 換気枠ー開いた状態
- 換気枠ー閉じた状態
外に出なくても洗濯物が干せる
洗濯物を外に持って出るのは重たく億劫でしたが、リビング横のサンルームに持っていくだけなので楽になりました。
プライバシーをしっかり守れる
レースカーテンとブラインドで外からの視線も気にならず洗濯物が干せます。
光をしっかり入れたいときはカーテン、ブラインドをオープンにもできます。
※カーテンレールはオプションでつけることができます。レースカーテン、ブラインドは別途買いました。

レースカーテン

ブラインド
サンルームのデメリット
冬は寒く、洗濯物が乾きにくい
冬は晴れても気温が低いので洗濯物は乾きにくくなります。
太陽が出ていないor雨、雪だと寒く、洗濯物の乾きが悪いです。
対策
温風ヒーターと除湿機を使っています。
- 温風ヒーター
- 除湿機
雨の打ち付ける音がうるさい
ポリカーボネート屋根は雨が降ると音がうるさいです。
冬は結露がひどい
サンルームは、冬外気温との差が大きくなり、全面ガラスなので結露がすごくつきます。
結露の水が垂れて床に染込み、シミになってしまいました。
対策
結露の水が床に染込まなくするために新聞紙を敷き、クッションフロアを敷きました。

サンルーム床の結露のシミ

新聞紙を敷き、クッションフロアを敷く

クッションフロア
あまりに結露がひどいので、ホームセンターで『結露防止シート』を買って窓に貼りました。
「水だけで貼れる」と書いてありましたが、すぐはがれるため、上部を両面テープでとめました。
結露はつきますが、シートがないよりは結露が抑えられます。

結露防止シート
これはなくてもよかったかも…
サンルームのオプションは設置後に追加ができないので、迷ったものは結局つけることにしましたが、なくてもよかったかもと思うものがありました。
換気扇
窓が開けられるのでほどんど利用しないです。窓を閉めるときも除湿機を使うので換気扇はほぼ使っていません。
ドアクローザ
カーテンレールもオプションでつけたので、ドアクローザのでっぱりがかぶり、レースカーテンの開け閉めがしにくくなりました。
しかも、webカタログにはカーテンレールとの併設は不可と注意書きがありましたorz。

ドア上部にあるドアクローザ

ドアクローザとカーレンレール併設不可の注意書き
これはあってもよかったかも…
照明
オプションで照明も設置できます。
夜は部屋の明かりで見えますが、暗いので、夜よく利用する方はサンルームに照明があると便利です。
ちなみにうちはソーラーライトを2つ取り付けましたが、1つはすぐ壊れて今は1つで使っています。よく晴れた日は夜明るくライトがつきますが、曇り、雨だと蓄電が不十分でライトが消えてしまいます。
洗濯干し以外の使い方
うちはサンルームが広く取れないので、洗濯ルームのみの活用ですが、もっと広いスペースが取れるお宅なら、リラックスルームとしてデッキチェアやハンモックを置いたり、植物を置いて温室風に使うのもいいですよね(←うらやましい)。

くつろぎ部屋として

植物を置いて温室に
まとめ

我が家のサンルームー洗濯ルームとして使用
サンルームはデメリットも少しありますが、圧倒的にメリットが多いので設置してよかったです。

